冬終わりそうだけど赤城大沼にワカサギ釣りに行ってきた。

冬のワカサギ釣りをしたくて赤城大沼まで行ってきた。

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朝は前橋駅から出る8:45分発のバスに乗ると早いのでおすすめ。ただし乗る人も多いのであまり遅く行くと立ったまま1時間混んだバスに乗ることになる。東京方面から来る方は8:20着で来て並んだほうが良いと思われる。

バスは当然山道なので多数のヘアピンカーブを抜けていくことになります。酔う人は覚悟が必要です。一時間と少し立つと赤城広場のバス停に着きます。多くの登山客もここで降りてるのでわかりやすいかと思います。

 

着いたらまず釣具をレンタルしに青木別館へ。湖の近くには多くのレンタル屋があるのであまりこだわりはないがここにした。

中に入ってらすぐ机でレンタルのやり取り開始。

テントは既についたときに二人用はなくなっていたため一人用2つ借りる形で。結果から言うと湖の上は冷たい風が強いので必須です。釣りをしている間は全く体を動かさないので冷えていくため、テントで風を遮ることが一般です。かなり粗雑なテントでしたが日差しが差し込んで暖かくなります。むしろ熱くなるので定期的にテントを外したりして換気してました笑。

ちなみに私の防寒は手袋、上は四枚の重ね着、マフラー、厚い靴下、タイツという形で武装してました。一番必要なのは手袋です。風が遮断できないと手が一番辛くなります。

他に釣り竿と仕掛けとエサとハサミとアミとドリルをレンタルします。全部で3900円ですね。

エサはハエの幼虫です。うようよ生きているやつでこのおしりを仕掛けに取り付けてハサミでちょん切ります。胴体は捨てて切った体の部分からエキスが出てワカサギが集まってくるらしいです。

アミは穴に氷があるときに取り除くために用意します。なぜか300円もするので自前で持ってくのもありです。

ドリルは当然氷に穴を開けるためですね。結構大変で二十分ほどゴリゴリする作業が続くことになります。感覚としては40センチ以上ある氷を破ることになります。このときだけ体が暑くなりますね。

竿は青木旅館では二種類ありましたが高い方の付加価値がわからなかったため、安い方をレンタル。この先に仕掛けをつけて、その仕掛けにエサをつけます。

以上のものを借りてワカサギ釣りを開始します。

作業開始

穴を掘る

 

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その日は浅瀬にいるらしいっていう話をレンタル時に言われたのでそれに従って穴の位置を決めた。他のお客さんも多くが浅瀬に集中。場所はかなり適当だが、特に他に情報もないので安易に決定。

氷の上には前日の分なのか結構穴が空いているので足元には気をつけてください。難しいですが笑。

穴を開けるのが大変であれば他の方が開けた穴を再利用するのも手かと思います。

掘るのに工夫はないのでひたすら垂直にかき氷を作るが如くドリルを突き刺していきます。力はそんなに要らないと思います。二十分ほど立つといきなり軽くなって穴が空きます。ドリルの刃先は完全に氷の高さより低くなっているのでかなり掘ったことが明らかです。

穴を掘り終えても池の中は光が届かないため全く視認できません。水中カメラとか持っていって少し見たかったですね。自分がワカサギのいるところにいるのかどうか全くわからないので。

餌をつける

この作業地味に大変なのですが、5つある仕掛け(とげ)に蛆虫を結びつけていきます。トゲがかなりよくできていて服とかに絡まるので気をつけてください。人の肌にも刺さるときがあるのでくれぐれも慎重に。

仕掛けと竿を結びつけて、その状態で一番上のトゲに餌をつけていきます。エサは蛆虫の黒くない方をなるべくトゲの奥まで刺さるようにします。刺さったらホントに体の一部のみ残して切り落とします。それを5回行えばエサの取り付けは完了。

そしたらいよいよ穴の中に垂らして行きます。竿には十分な長さの紐がついているので、池のそこにつくまで垂らして行きます。池の底に着くまでは紐はピンと張るはずです。着いたら緩むので紐を竿の先まで巻き付けてピン止めします。ピンに気づかずに垂らしていくと再度ピンを回収するために紐を引っ張り出さなくてはなりません。

紐がちょうど池の底に着いてピンとするかしないかまで行ったら釣り開始です。

ワカサギ釣り

店員曰くワカサギ釣りは待つ釣りとのこと。竿を振るテンポはいち、に、さんのあとにニテンポ静かにするのをひたすらあたりが来るまで繰り返します。

テントを閉めて防寒をしながら静かに竿を振り続ける。

全く釣れない。でも何が悪いのか全くわからない。

でももしかしたらと思いながら竿を振り続ける。

全く釣れない。

途中竿を置いておいてお昼ご飯に行って来たりしたが釣れてない。

2、3時間経っても全く釣れる気配がないのでしびれをきたして散歩。近くには真っ赤に染まった赤城神社があるので、釣れることを祈願しつつ散策。道は雪が多いので凍ってる場所も多い。靴は出来たらそういう路面に耐性のあるものにしたほうがよい。

 

建物が集まってるところに何個か店はあるがほとんどシャッターが降りてる。夏だけしか運用しないのだろうか。

 

釣ったワカサギを天ぷらにしてるれる店もいくらかある模様。こんなところでお土産を買う需要があるのかよくわからないが結構並べられてる。

夏は池の氷も溶けるので今度はボートを貸し出すんですね。うまい商売です。スキー場と違って年中出来ますね。

さてだいぶ散策したのでそろそろ釣りに戻ります。釣れてるかなって期待しつつ竿を持ち上げてみる。釣れてないな。竿を振らないと食いつかないそうなので当たり前なんですが。

その後は池での終了時間1600まで竿を振り続ける。

全く釣れない。

時間終了。

魚0

残念。

撤収

準備と違ってだいぶ楽。仕掛けを外してテントを畳むだけ。戻すときは一式を青木旅館に持っていく。中で借りたものの確認が行われて終了。

どうやらツイッターを見ると釣れてる人は結構釣れてる模様。

初心者の他の人は1とか0とかが多いみたいで、なかなか難しい。あまり釣れると期待しない方がいいと思います。釣れたらラッキー程度。遥々東京から来て一匹も釣れないと流石に寂しいですね。

バスは行きで降りた赤城広場のバス停を使用。1642発になると思いますので四十分ほど待つことになります。店内どこかに入るか、頑張ってバス停で待つかですね。

なぜか帰りのバスはガラガラです。登山客が多いと思っていたのですがどこかに行ってしまったようです。

ちょっと物足りなさを感じながら東京へ。

おわりに

改めて釣り大変。ワカサギ全く釣れない。みなさんも頑張って挑戦してみてください。2月のこの時期ですがまだまだ出来そうな感じでしてた。防寒に関してはしっかりしたほうが良いですが、日差しが出てればテントの中で何とかなりますよ。繰り返しますが手袋は必須です。

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