なんの根拠もなく海外ドラマよくあるなぁと個人的に思う点

個人的に海外ドラマの魅力は、演技力(日本人からすると下手さがわからないのかもしれない)や映像技術、キャラクタの魅力、セットのリアルさなどがあげられると思う.

OPだけでもかっこよかったりするものも多くてなかなか飛ばせない.(WestWorldとか高い城の男はOPがかっこよくて飛ばせない)
映画並みに映像も綺麗.
SEも丁寧(やりすぎなこともあるけど).

どっかのホームビデオのようなクオリティのドラマでは全くない.

24やPrison Breakで出てくるキャラクターもWestWorldとかメンタリストに出てくるキャラクターも男女含めて好きなキャラクターが多い.出てくるのが楽しみになってしまっている.

ただ気になるのは、たまに出るシナリオの雑さと突然のグロ描写…だんだん抵抗がなくなってきたけど、まだきつい.いつグロ描写がくるかわからないので、飯食いながらは見れない.

なんだかワンパターンに見えるストーリ展開やいつも同じような演出が合ったりするのは、残念なときもあるが、そこまで気にならないことも多い.あと、すごく資本主義な裏事情を感じるシナリオ展開もあっちの国らしい展開.

そんな中思い立ったので、だいぶ偏っているとは思うけども(特に24に)、
あるあるかなと個人的に感じているものを書き下してみる.

・謎なマークが現れてこれはなんのマークなんだっていうマクガフィン的役割なのが出てくる

おそらく謎なマークを出すことで、全く関係ない二つの事柄に対して視聴者に関係性があることをアピールしやすいからとは思うのだけど.

謎マークをなんらかの象徴としてその意味を追う展開が多い.わかりやすい謎なのと作品の代表的なマークにもなるから出すのかなとも思っている.

・シーズン序盤に不要なキャラクタの後片付け

もういっかなって思ったときにキャラクタの排除が潔い.しかも視聴者獲得のためとキャラクタ整備のためかシーズン序盤な気がしている.あまりにも突然すぎると変な笑いが出てしまう.え、死んじゃうの?って.

・シーズン重ねるとお互いの関係がぐちゃぐちゃ

シーズンを重ねるにつれて、やったらめったら仕事や立場が変わるのでもう誰がどういう立場で誰に何をしたかがめちゃくちゃになってくる.一緒に共通の目的のために共闘したりってのもあれば、突然過去の恨みを引きづり出してきて、どうしたお前ってくらい取り乱したり、人間関係に整理がつかなくなってくる.
今はいい奴だけど、あの時は確かにあいつを殺した奴ってのも厄介.なんでこいつこんなに嫌われているんだっけ?ってなってしまって、全く思い出せない.日本のシナリオは、日本に転職文化が根付いていないこともあるのか、全く立場も仕事も変わらないので、混乱が少ないのかもしれないって一時期思ってたけど、それよかシーズンをそんなに重ねる話があまりないなとも思った.

・みんな銃を持っててすぐ撃ち始める

海外ドラマを真に受けるとみんな背中の後ろのベルトに拳銃はめて歩いてるんじゃないかって思っちゃうほど、大抵拳銃を持ち歩いている.後ろのベルトに挟むのはそういうファッションなんですかね.拳銃全く詳しくないのでどう持ちあるべきか知らないだけど.
そして待ちかねていたかのようにぶっ放しはじめる.こういうシーンも笑ってしまう.

・冷徹おじさんが娘に弱い(そして大体息子じゃなくて一人娘)

相場が決まっているのか、冷徹なキャラは家ではパパしているのが多い気がしている.
そしてパパしているときは大抵ひとり娘がいるような…

・日本文化が若干おかしい(近年の作品は正しい気がする)

Heroesに始まり日本文化が妙にぱちもんっぽいのも一種の海外ドラマの風情なのかもしれない.ただ最近はそこまで奇妙なものも少ない気がしていて、そこそこまともなものが多い.大抵おかしい場合は、アジア文化のごった煮になっていてTOKYOって書かれている町.
WestWorldの日本テーマの地域はあっているようなあっていないような…ってなりながら見ていると面白い.

・突然そんなキャラじゃなかったのに性格が変わる

裏事情があるのもわかる、キャラの立ち回り的に不足しているのもわかる、意外性が欲しいのもわかる、それでもそんな変える?!ってくらいキャラが変わるときがある気がする.(実は演技していましたとかではなくて)
あまりにもキャラが変わってしまっているようなそんなギャップを感じることがある.何かスッキリしない感触.
あれ、海外の人はどう感じているのか気になるけど、私の思い込みなんでしょうかね…

・車の爆発率が高い(気がする)

アメ車は爆発するんですかね.あの国車にのった瞬間爆発させる演出多いですけど、全く標的が倒せるかわからない攻撃手段だと思うのですが、どうなんですかね.
もしかしたら、この思い込みは映画の見過ぎかもしれませんが…

・実は生きてました

実は生きてましたがそこそこあるような気はしている.キャラクターを復活させたいあまりなのか、え!ってくらい復活する.理由も意味不明なものが多くて…

・主人公が全く銃弾に当たらない

海外ドラマに限らないけど、主人公は当たらない.なんらか工夫して当たらなければまだいいけど、なんか当たらないだけ.

・報連相が壊滅的

そう、報連相が壊滅的.

 

 

後半雑になってしまった.まぁ、特に前半が個人的に感じるところ.
でもだいぶバイアスはかかっているとは思うし、映画も混ざってしまっているかもしれない…
上に書いていないけど、フラグがわかりやすくしてくれてるのも特徴的だと思う.

海外ドラマ見ているとあっちの国の仕事の概念、あり方が日本と違うなってのはひしひしと感じる.上司の関係もマネジメントに対する意識も.
以前日本のアニメの一場面に対してアメリカ人のコメントがずっと組織の運営の仕方やマネジメント能力の話題になっていたのをふと思い出した.

色々な見所があるので、今後も海外ドラマは見ていきたい.

(24のテロ対策ユニットCTUはとてもテロ対策のプロとは思えないほど、簡単にテロの標的にされて、だいたい内通者がいて、ガバガバなセキュリティでいつも爆破されている気がしてしまう(実際爆発そんなにしていない).もういつものことと思って安心して見ていられるし、またかって笑えるレベル.ほんとあの雑な展開好き)

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