Booking.comで予約したホテルが実在しなかったけど、アメリカ人に助けてもらった.

これはもう何年も前のこと.

アメリカのシアトルで用事があって、急いで予約して取る必要があった.
ちゃんと確認していなかったが、とりあえず部屋の人数と位置が近いことを確認して部屋を予約.

シアトルの空港に着いた時には、すでにヘトヘトになっていて、
さっさと部屋でゴロゴロしたい欲望が爆発寸前

せっせとスーツケースをひきながら、
ホテルの位置に到着.

現代のホテル予約は楽になったものだとしみじみと思いながら、
スマホで表示される住所までせかせかと歩いてきたものの

ホテルがない

確かに住所の所にいるし、その場所のはずなのに、
ホテルがない

あるのはただのオフィスビルだけで、
どうもそれらしき案内や看板はない

え、え、え、え?

ホテルないなんてことなくない?と思いながら
そのビルの周りを周回.

どこにもない

「今日泊まる所なくない?」と思い
イライラし、焦りながら探していた.

ついに限界になってきた.(精神的に)
いくら探しても見つからず埒があかないので、恥を忍んで聞くことにした.

オフィスビルの一階で女性に聞いてみると
「確かに住所は正しいけど、こんなところないわ」と…

ないですよね… 30分以上確認しましたもん…

Booking.comのページを見せてここって書いてあるという話をしたところ、
「ちょっと電話してみるわ」と謎の親切心を見せるアメリカ人.
こっちが英語流暢でないことも伝わったみたい笑

Booking.comに現状を伝えてそんなものないんだけれどと始まり、
交渉までしてくれた.

そしたらBooking.com側が折れたのか(話を聞いてないのでわからないけど)
同じような値段で近くの別の場所を提案してきた.

よかった…
泊まる所ができて安心感がどっと出てきた.

焦りとイライラが立ち消え、
余裕も出てきた.
海外はどうしてもホームじゃないから、ストレスがたまる

親切な女性にめっちゃ感謝の意を述べてたら
なぜかFacebookで友人になることに

しかもいつの間にかタクシーまで呼んでくれていて、
新しく予約された場所まで送ってくれた…

感謝しかない….
自分は日本に来た旅行客にここまで優しくできただろうか…

Booking.comの当時の杜撰さとアメリカ人の超kindnessを思い出しながら、
その日はぐっすり寝れた

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