Google Scholarで研究分野の論文を常にウォッチできるようにする

みなさんは論文を集める時はどのようにして論文の情報を集めているのでしょうか?なかなか新しい論文とかって気づけないですよね。今時、Twitterとかで論文を漁っている人をフォローしていると意外と簡単にいい論文にありつけることも多いですし、自分から漁る人は少ないかもしれないですね。

今回は、個人的には論文を調べるときにいつも便利に使わせてもらっているGoogle Scholarでの特定キーワードに関係した論文のウォッチ方法、通知設定方法についてここで紹介させていただこうかと思います。

主に今から修士課程に進む人用の記事になるかと思います。

Google Scholar

もう知っている人が多いと思うので説明はそんなにしませんが、Google Scholar先生はいろいろな場面で活躍します。

新しい論文を見つけるときや参考論文を探す時など、いろいろな場面で活躍します。引用元数がどれだけあるかは論文の価値の象徴にもなり、それが表示されているのも非常に助かります。以下の論文では引用元4253となっており多くの論文で引用されていることがわかります。それだけ論文の価値が高いことになります。

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便利なのはBibtexが簡単に手に入るってのもあります。texで論文を書く文化がどの程度あるのかわかりませんが、私の研究室ではいまでもTexでした。その場合は上の絵で「””」となっている部分をクリックするとBibtexをまとめてくれて、それを貼り付ければ良い状態になります。とっても便利。本当に時短になりますね。

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さて話がそれてしまったので、そろそろ通知の話に話を戻します。

Google Scholarで論文の通知を設定する

Google Scholarのページで左下をみたらわかると思いますが、思わせぶりな「アラートを作成」ってのがあるかと思います。

スクリーンショット 2018-04-14 22.39.15.png

好きなワードで検索している状態で(上記では「Deep Learning」)「✉️アラートを作成」を押してみます。するとあら簡単、アラートが作成されます。

スクリーンショット 2018-04-14 22.40.38.png

検索のキーワードに対応した結果が送られてくるので、好きな検索クエリに変更すればその結果で検索結果が届くことになります。多分ニッチな分野ごとにアラートを作成された方がよいかと思います。いっぱいきても困りますからね。

終わりに

今回はGoogle Scholarの紹介が半分くらいでしたが、最後にちょっとだけアラート作成について書きました笑。なかなかGoogleのサービスって特徴がわかりにくくて隠れていない機能が心理的に隠れている気がします。。。通知、ノーティフィケーション以外にもできることはいろいろあって、特に検索クエリ周りは便利なので一度調べてみることをお勧めします。

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