ミーハーな友人がゆるきゃんをみてキャンプを始めたらしく、どうやら楽しんでる模様.
今回はそんな友人に誘われて私も初めてのキャンプに参加してみたので、その記録.
場所はここ: ふもとっぱら(作中は麓キャンプ場)
実は私はゆるきゃん見ていなかったので、キャンプするアニメであることは知っていたが、それ以外何も知らない状態でキャンプ場に行ってきた.
そのキャンプ場でアニメを見たので、写真は実はアニメを見る前に撮っている… 友人はすでに視聴済みだったため、今回この場所でキャンプしたいと言い出したのはもちろん友人.
いわばど素人による初キャンプ記録みたいなところがメインになるので、
ガチな内容にはなっていないです.
ふもとっぱら到着
当然車で行くことになったのだが、ちょい入り口がどこかわからずだった.
でも看板が見えたら簡単.
ここから入ればいい.出口もここ.(ここしかダメ)
この入り口までの道は結構細い道だけど、双方向に走られることになっているので、
他の車とすれ違うときは要注意.
入ってすぐは短い林道を抜けるが、道がガタガタ.バイクの人は慎重に行った方がいい.
うけつけ
入り口の先を行くと受付がある.
予約している人はそこで対応.当日の人は別館の建物で手続きをするみたい.私たちは当日なので、施設の方で対応した.
アニメでも一人2000円かかっていたけど、ここもアニメ通り(というかアニメが現実通り)一人2000円かかる.まぁ、許せる額.
他には
- 肉
- 他食べ物
- まき(一束500円。普通らしい。300円もあるみたいだけど.近くのファミマも売ってるけど同じ値段)
- 一つ分しか火を着けず3時間ぐらい持てばいいなら1束で多分十分.
- 夜にも補給できるので問題ない
- バーナー(一つ700円。高過ぎる。安いところの2倍)
とかも売っている.
あと芝生なので、火を起こす時には、焚き火台が必要とのこと.
これは500円?かな.でレンタルできる.下の写真の手前のやつ
テントもレンタルできるとホームページに書いてあったので、テントを借りようと思い、聞いたところ.
もうない…
レンタルでテント借りようと思って、何も持ってきてない.
最悪買えばいいやと行ったナメプだったので、慌てて地図でテント買えそうなところを探す.
ない…
そこで、アニメで登場人物たちが買い揃えてたところあるよと友人の提言!
急いで調べると、SWEN浜松店らしい.
え、浜松?って思ったけど、とりあえず道を調べる.
いやいやいやいやいやいや
2hは遠すぎでしょ.
このキャンプ場は日が沈んでからのキャンプ場内の車移動が禁止されている.
ので、行き帰りで日の入りまでに4時間の余裕がないとダメで、全く無理….
諦めて近くのホームセンターかそういうの売っているところを探したが、
最低1時間はかかる…. まじ… なんもないじゃん….
こういうものなのか…
キャンプ用品を買うのも諦めて、車中泊をすることに. これはキャンプですか?
場所決め
さて、場所決めはそこまで大変ではなかった.
人が多いけど場所も十分に広い.
キャンプ場内には十分なトイレカーとどれも飲み水としてつかえる水道設備が完備されている.どこに場所を決めてもおそらくそんなに後悔はしないと思う.
さすが、2000円とるだけある.
しかもこのトイレカー、だいぶ衛生的.最新鋭はここまで行くのかってぐらい.綺麗だし、匂いもきつくない.トイレかーを使わなくてもキャンプ場入り口にあるトイレでも良いみたいだが、そちらも十分に衛生的.初心者にはやさしいと思う.山のトイレとかはもう匂いは倒れそうなレベルだし、手も洗えないしでストレスばかりが溜まりますが…
話が逸れましたが、場所は結局適当に決めました.ただ、やっぱり広場の真ん中の方がいいよねとなって、ど真ん中に場所を取りました.
テントと車の場所が小さいからテント同士の隙間に取れた感じかな.
これくらいの小規模なパーティーでキャンプ行くなら、4,5時到着でも前々問題ないと思います.ただ繰り返しますが、日暮れ前にはつかないとダメです.
さて、飯を買い出し
テントの場所が決まったので、飯の買い出し.すでにもうこの近辺に何かあることは期待していなかったので、はじめから諦めてすぐそこのファミマへ.
これは非常に助かる.車で2,3分でつく.
ここでは紙コップとか皿とか、カップラーメン、サトウのご飯、飲み物、ピクニックシート、新聞紙(燃やした)、マシュマロ等々なんでも売ってた.
アニメでは鍋をやっていたが、さすがにこれはちゃんと買い出しいかないと厳しい.
ちゃちゃっと買ってキャンプ場に戻る.こんな近さなら何か忘れてもすぐに買いにいけるので.
ふもとっぱら散歩
まだ日暮れまで時間があったので、ふもとっぱらを散策した.
後で見たアニメにも出てくる場所がちらほら.
あいにく天気が悪く、富士山はふもとなのに一切見えない。ふもとなのに!!
はじめどの方角にもあるかわからなかった.
結構人がきている.やっぱり6月にこの時期なら普通なのかな?
まきを置いているところ.これはアニメにもあった.
なぜかまきを脚立をしきりにして分けていた.
これも出てきたはず。ここにトイレあります.
調理ができる場所です. 誰も使ってなかったけど…奥の方で工作スペースもあって、ボール盤とかあった.木工系の工作ならできますよ(需要はいづこに)
そして、その調理場に割と良心的な値段で自販機もあります.何か困ったらここで買えます.
他にはお風呂もついているので、本当に優しい.
富士山見えないのが何よりも残念….
アニメでは冬のキャンプをおすすめしてたけど、確かにやってみたい.独占しているのは気持ちいだろうなとは思う.
やっぱりきている人たちは、家族連れや大学生のサークル ?っぽいのが多い.圧倒的多数.
その分キャンプで使っているテントもでかい.ガチ勢は準備がすごい.持ってきているバーベーキュー用のセットも只者ではない.もちろん椅子も座りごごちのようさそうな椅子のセット. それに馬鹿でかいテント. 満喫してやがる….
ソロキャンなんてほとんどいないじゃん…って後から思う.数人いらっしゃったけど、だいぶレア.
キャンプ開始?
いかんせんキャンプが初めてだったので、何をするのかわかっていなかった.
どうやら、
- 料理を作る
- 火を焚く
- 景色を見ながらゆっくりする(アニメ見る)
というのがこの後のタスク.天気が悪かったので、最後の「景色見ながらゆっくりする」はできなかった.なので静かにアニメを見る.
料理を作るって書いたけど、茹でるものとマシュマロしかやってません笑
活躍するサトウのご飯とカレーくん
あとはうどんも食べた.
本当は星でも眺めながら食べたかったな…無念なりけり
でもテントの写真は綺麗に取れますよ.みなさんにもおすすめです.絞って露光時間伸ばしてISOを小さくして、こんな感じ.車のボンネットの上で撮ってるので、反射でちょっと残念.
さて火を起こすぞ.
火をつける作業ってまきが燃えるまでが大変なんですね.以前お芋を作った時は苦労しなかった気がするけど、まきが湿っているのもあるのかなかなか火がつかずだいぶ奮闘した.
ファミマで買った新聞紙が消費されていく….
次々に新聞紙を突っ込んでくけど、全然だめ.だいぶ効率の悪い燃やし方をしていたのでちゃんとまきを下から燃やすようにして火をつける.でもだめ.
だいぶ持久戦だったが、なんと新聞紙を使い切る….
あと燃やすものは..ってなったところで、友人がトイレットペーパーを持ってきていた!
さすが経験者!
ひたすら頑張った、結局1時間ぐらい戦ってたんじゃないかな.本当はもっと短いはずだけど、初めてなら自分が下手くそな可能性も考えといた方がいいですよ.
火をつけたらここでやっと火のつけた場所が悪いことに気づく.一難去ってまた一難.
焚き火台の風下にテントと車中泊をしていたので、煙がすべてテントと車の方になびいていく…
もう動かせない…
おかげで車は灰だらけに…
キャンプの場所決めもそうだけど、焚き火台の場所もかなり大事(車相対的場所として).
落ち着いたところで周りを見渡した.初めてだったので、他の人たちはどういう感じなのか、キャンプって何をするのかというのが気になっていたからだ.
まぁ他の人も同じような感じ.火を起こしているか、お酒飲みながらゆっくりするか、音楽を流すか、トークで盛り上がるか.
意外にも結構音楽は聞こえてくる.まぁ、近所迷惑というほどでもないが.どうせならと思い、こちらもアニソンを静かに流しながら談笑.いい時間だ.ただ、快適な椅子が欲しい.
りんが言ってたように、夏なので虫がたくさん飛んでくる.めちゃくちゃ多いかと言われればそんなではなく、ライトに数匹集まってくるレベルではあるが、虫の大きさも種類も様々で気になってしまう.やはり冬の方がその点いいかも.
さて、完全にタスクがひと段落したので、マシュマロを焼きながら(チョコマシュマロしかなかったが、これがまたいい…チョコがとろける感じで焼きあがる.)アニメを見る.
アニメでもマシュマロ焼いてる?
よい. アニメ見ながらアニメに出てくる聖地巡礼箇所で過ごしている!
つい、ふもとっぱらが出てきたら、ここだって頭をよぎる. アニメでは晴れているのでアニメの中の富士山を鑑賞しながらキャンプする形に…
なでしこが美味しそうにカップラーメン食っているとかなんかやったやったと思いながら見るアニメ.答え合わせしているかのような時間はまた新しい楽しみ方かもしれない.
結局6,7話見て、眠くなったので、そのまま流れるように就寝へ….
虫がだいぶ車に入ってきたので、ライトを遠い場所において、とりあえず追い出す作業から.
虫がなくなり、火も消し終えて、車中泊へ…疲れた…へとへとだ… あっという間だった.
翌朝
翌朝、車の中で暑すぎて、起きた.
蒸し暑いどころではなく、熱中症になるところだったので、急いで車を出る.
そうしたら、すごく気持ちいそよ風が…
見てください.気持ち良さそうでしょ.気持ちよかったです.
富士山見えなかったけど!!!
翌日は特に何もせず、後片付けをして解散.
ガチ勢は優雅に朝ごはんを作って食べ始めてたけど、そんな用意していない情弱な我々は、ここで解散.
翌日も楽しめる何かを用意しておいた方がよかったなと。
今回はどうにも準備不足.
次回はおそらく強くなるはず. と信じて、もう一度どっか行きたいな.今度はテントを買って.
おわりに
確かに、富士山も星も見えなかったので半分くらい損している気がするけど、初心者にはだいぶ優しいキャンプ場だと思いますね.(キャンプグッズはあらかじめ用意しましょう)
場所も悪くない.東京から行く時には、ローカルを走るとおそらく413号線を走ることになるかな.バイクとかなら楽しめる道路だと思います.
さすがにキャンプ場でアニメとのコラボとかは特になかったですが、他の場所は場所によってはやってるみたいです.立て看板ぐらいあったらよかったのになぁ.
キャンプ場でアニメ見て、それで登場するシーンに今いるってのだけは、何か新しい感じでしたね.アニメ中でもアニメ見てましたし.(アニメ見てましたよね?)
今度やるならテント買って、プロジェクタ投影してみたいな.
キャンプって何かを達成するわけでも何かを生み出すわけでもないのに、何が楽しいんだろうってやる前は思ってた。登山なら登りきった達成感と頂上の景色、やりきった感じが得られるけど、キャンプに何かあるのだろうかと.
多分キャンプの楽しみは自分の空間を広げることにあるのではないかなと今回感じた.如何にいつもと違う場所に自然の中で自分だけの自分たちだけのQOLの高い快適な空間を繰り広げるか、これを楽しんでるんじゃないかなって.
もし盛り上がりたいだけなら、宅飲みでも十分用を足すことができると思うし、外がいいなら、サイゼリアでもいいはず.
キャンプだからこそ、誰の場所でもないところにテントを張って占有しているという感覚は大事なんだと思う.人間の狩猟生活のころの感覚が残っているのか住みやすい空間を作るっていうのは人間に未だ実装されて残っている本能のようなものなかなって、初めて体験した人間として思ったことです.[要出典]
まぁ単純に自然空間で生活したいってのはあるかもだけど.