進撃の巨人ってダークなストーリーであるためか結構残忍、グロテスクなシーンが多く描画されている.
人間が食われるシーンなんて見ていられない.アニメ版とかはSEやBGMもあいまって悲壮感が本当によく演出されていると個人的には思う.自分はその類のグロテスクなシーン、例えば首が切り落とされるとかだけでもきつい方でめっぽう弱いため、そういうシーンは目をつぶっていることも多い(耳も塞ぐ. AnotherとかBloodCとかはずっと耳のそばに両手を構えてた.いつグロテスクなシーンが来てもいいように).
しかし、一方で巨人が倒されるときは、首が飛ばされようが、目を潰されようが、何にも思えない.むしろ勧善懲悪が実行されるシーンにおいては高揚すら感じられる.
そこで、巨人の描画と人間の描画で異なるのはなんだろうかと思い当たる.見た目は大きさを除いてほぼ変わらない.
異なるのは、その個々に対する印象(敵、悪)と行動、見た目の醜悪さ(やや)だ.
となると、私がグロテスクを感じないのは、殺される相手が敵で、行動が奇怪で、醜いからということになってしまう…
それって上記条件が揃えば何も抵抗がなくなってしまうのでは…
って感じたところ.