色々な手段があるんだと思う.
- 無視する(サングラスかけると尚良い)
- ノーサンキューと強く言う
- Free?っていう
- 怒鳴る
- パッピーニューイヤーで笑いながら走り抜ける(米国人がやってた笑)
等を試してみたが一番いいのは完全無視な気がした. 書いたようにサングラスをかけるとなおのこと、しつこい勧誘がなくなる.中途半端に話を聞くのは一番やってはダメ.タクシーの人に親切にされるとそのあとつきまとわれてタクシーにのるように言ってくるやつもいるので後ろには気をつけた方がいいし、あんまり気軽に話を聞くものでもない.
初めは抵抗があったが、本当に疲れてくるというかそういう丁寧な断り方をしようとしても全く諦めないので、途中から心が傷まなくなってきた。色々試してみてからかってやるぐらいの気持ちの持ちようになってくる.地域によってはかなりたち悪いので遠慮するほうが馬鹿らしい。彼らもかなり鬱陶しがられることに慣れてそうなので本当に躊躇する必要ない.
一番ひどいのはアスワンとルクソール. カイロやアレクサンドリアは比較的控えめな勧誘.
タクシーの場合はわざとクラクションを鳴らして振り向かせて乗るか?って顔をしてくる輩もいる.途中でクラクションは全部気にならなくなってきますが…(そもそもカイロはクラクションがうるさすぎて耳が痛くなる.)
タクシーは大抵かなりふっかけた値段を言ってくる.少なくとも半額にはなるし、1/4ぐらいの価格にもなる.競争が激しい地域では客の方が強いのでどんどん低く言って、相手が渋ったらじゃあねって言うので良い.
これらタクシーやフェリー、馬車、ラクダの連中ははじめに日本語か中国語で助けるフリか助けようとして話を始めることが多い.そしたらいきなり誘導して乗り物にのるように言ってくる.そこで気持ちよく断ってやると、非常にスッキリする.あとは全無視でもいいぐらい.
どうしてもエクアドルでタクシーを呼んで300円ケチって亡くなった方が頭をよぎるが、エジプトはそこまで治安は悪くなさそうなので、乗らざるを得ない場合は根気よく交渉するといい.
アスワンが一番ひどい. 自分のフェリーやタクシーに誘導しようとするために疲れてベンチに座っているだけで話しかけてくる.面倒臭そうに話を返しても途中で無視してもどこにも行かずずっと自分の船のアピールをしてくる.何を言ってもどこか行かない…しかも公式のフェリーはやっていないとか平気で嘘を言ってくる.愛想よく嘘ついてくるのでかなり憎しみが込み上げてくる.
明らかに通りがかりの一般人の雰囲気をだしながら、ここは船に乗るのに100ポンドかかると嘘を言ってきたやつもいる.本当に侮れなくて、かなりあの街では人間不信になった.
かなりイライラが溜まったところで一度怒鳴ったことがあるが、これで「Oh sorry…」とおとなしく退いた人と何事もなかったように続けてくる人たちがいた.東南アジアでは怒鳴ったりすると逆上してやられることもあるみたいなので避けた方がいいらしい.
No thank youを強く言うと引き下がるやつもいるけど、「でも」といって継続して言う人もいるので効果は微妙.Free?は冗談だと思って継続的に言ってくるのであまり効かない.
言葉が通じてはダメなんだと思う.この人言葉が通じないって思ってもらえることが大事.
一方で、Happy New Yearと言いながら笑いながら駆け抜けてくる米国人は強かった.なぜかエジプト人たちもそこまでつきまとわない. おそらく要るか要らないかという質問に対してコンテキストを逸脱した返事は反応がしようがないからだと思う.なのでおそらく適当に返せば意外となんでもよいのかもしれない.そして会話が続かない単語を選ぶことも大事そう.
「今日食べたハンバーガめっちゃおいしかったんだよ」って何回も言えば帰ると思う笑
最後の方はもう歴戦の勇者なので余裕で笑いながら断れるようになってくる.
そしたら遊び心も出てくる.
大抵の勧誘者が中国か?韓国か?日本か?って聞いてくるので、適当に国を作って答えると新しくてうまく答えられずにしどろもどろしてるやつとかがいる.見てて本当に楽しい.そんな国ないのに.
ただ、日本語がわかる客引きもいてこいつには嘘だとバレてしまった.しょうがないので素直に「よく嘘だってわかったね!」って言って穏便に終われたのでよかった笑
あとは日本語でひたすら適当なことを言いまくるもやった.客引きに対して自分のプログラミングの仕事について真剣な顔して語ったのは初めてだ.相手は全くこっちの言っていることを無視して勧誘を続けていて正直すごいなって思った…. どういうメンタルなんだ….
客引きに対して有効な考え方は、
「厄介な人間には厄介な人間になる」
といつも思っているが、通じる国とそうでない国があるみたいだ…
ラクダや動物の場合は、「動物が怖いんだ…」ってのも効く事がある. 動物が苦手な人に勧誘してもダメなのは相手もわかっている.だからひたすら怖いからダメだ、怖がっているだろって言って退かせることもできることがある.強い客引きは、「いやいや、怖くないよ」って一歩も下がらないが….
あとはツアー客っぽい人たちのあとを歩くとこれも声をかけられにくいです.
おそらくツアー客は声をかけても全ての交通手段が用意されているからだと思います.
これは余談、しょうがなくタクシーにのったときにドライバーが次に空港に行くときは呼んでくれよと言ってくることがある.これはおとなしく名刺をもらっておくとよいと思う.そうすると少なくとも次にも呼んでほしいのでちゃんとしたサービスをしてくれると思う.
外務省の話ではスーツケースをトランクに入れたまま走り去られるようなこともあるらしいので要注意…
空港にUberがこれないというのもタクシードライバーの嘘の常套句.
彼らは空港内にいるやつでもふっかけてくるやつがいるから本当に注意.カイロ空港から市内へ行くのに350pondは明らかなぼったくりです.半額でいけます.
そうそう、ギザの客引きは昔よりかなりしつこくなくなってきているらしい.確かにポケモンでトレーナーが擦り寄ってくるように客引きはあっちからくるけれどそこまでひどくない.